八幡神社(答志町)   – はちまんじんじゃ –

image61

 当社の神祭は、答志町最大の祭りで、弓引き神事がある。前後三日間地芝居があり、地元の各種団体が劇や踊りを披露している。江戸時代の文化年間の歌舞伎の脚本が残っていることから、歌舞伎が昔から演じられていたことがわかる。当日は「お的の衆」が舞台前の坂を駆け上がり、「七人使い」の「ねぎどん」が弓を曳いた後、人々がお的の墨を奪い合う。その墨で家の戸口や船に丸八の神紋を描いて、大漁や海上安全を祈願するとかなえられるとの信仰がある。

由 緒

 創立年代未詳。『志陽畧誌』に「八幡宮」と見え、『志摩国誌草稿』に「誉田別命」とあり、明細帳には「由緒不詳」とある。不詳二座は、『三国地誌』に「小築海明神祠」とあり、『志陽畧誌』に「小築海明神社、同処、小築海に在り、何れの神を祭るか知らず。又白髭明神社、また石権現社、有るも廃亡するや」とあることから、大築海島に鎮座の大築海神と、小築海島に鎮座の小築海神であろうとする。明治42年に、この二社と不詳二座も合祀して、八幡神社と単称する。一番古い棟札は寛文11年(1671)良弁和尚の名である。明治42年の合祀の時、八幡岬の上に社殿を築き、それ以来五回の遷宮を実施している。
鎮座地 三重県鳥羽市答志町216番地
電話番号
御祭神 八幡神(誉田別命)、大築海神(猿田彦大神か)、小築海神(白髭大明神か)、不詳二座
祭祀 神祭 旧1月18日に近い日曜日
小築海祭 7月11日(天候の都合で変更)
アクセス 鳥羽市営定期船答志航路で鳥羽佐田浜港の市営定期船乗り場より20分、答志港下船徒歩5分。