八幡神社   – はちまんじんじゃ –

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由 緒

 南伊勢町は五ヶ所湾を内に周辺19集落で成り立ち、南面は太平洋熊野灘を前面に控え往昔より漁獲物が豊漁で日本三大漁場といわれていた。古代人は魚類海産物を生活の根拠に居住していたと考察されるのであり従来発見されている遺跡遺物は叩石、石斧、縄文式土器、鯨骨、弥生式土器、土師器などがある。古墳も6基現存している。昭和59年旧南勢町教育委員会が学術調査を行い埋葬品と思われる環頭太刀(90センチ)、金銅打ち抜き環頭飾りの他、耳飾り銅椀など多数発掘(宮山古墳)した。内瀬古墳は上の宮(袖引の宮)境外社八幡神社(産土神)として祀る。神祭(じんさい)は11月17日でその祭祀は三重県特殊神事となっている。(祭祀の項目参照)。神社創立由緒等は詳かではないが古来より口伝古文書等により考証されている。安永2年(1773)礫浦指出帳に本殿を造宮神遷が行われ、同時に境内、外社八社を合祀した。
鎮座地 三重県度会郡南伊勢町礫浦161
電話番号
御祭神 譽田別命、天宇受賣命、稲荷五社神、天水分神、國水分神、五男三女神、伊社邪奈岐命、伊社邪奈美命、八重言代主命、猿田彦神、大山咋命、建速須佐男命、大物主命、住吉大神
祭祀 11月18日御神祭または御神事ともいい、行事にあたり10月30日に区長は祷屋4人を連立って内宮外宮伊雑宮猿田彦神社に参り御札を受け、11月17日早朝漁民センターにいまめ生装束で作られた神棚小ジメ様を神官より祓い清め先の御宮の御神札を遷し、小ジメ祭を斎行して、神事が滞りなくつとまるようお祈りする。次の午前10時に区三役立ち会いの上、役員により御神祭にお供えの供米斗り式を行う。18日午後午後1時祭典斎行される。終了後、続いて直会式を行う。この行事は板の魚行事といい、大まな板に最初マス魚、次が鯛、鯉、伊勢海老を配列して最初を会計役人が料理、外は介添役人が料理して氏子に配布する。料理の作法は右手に刀を持ち左手に金箸を持って絶対素手で触ることなく料理する。同時にお酒開きをする。甘酒と原酒による。上席より下席に杯を回す。七度これを繰り返し八度目は下席より上席に返杯する。続いて新旧祷人により当渡当受け式を行う。作法は大杯にお神酒を汲み高砂の謡を奏し次に区長より謝辞と諭告を述べ式を終える。
アクセス 三交バス伊勢五ヶ所線礫浦行「礫浦」下車2分