船江上社   – ふなえかみのやしろ –

1605船江上社 (5)

由 緒

 当社は古来、現在地に鎮座して、船江上社と称した。明治12年の『神社明細帳』に「旧昔、船江に上下の二村あり、本社は上船江の産神たる故に上社と称す。土俗八幡宮とも称すれど、豊前宇佐の宮を勧請せる社にてはなく、長徳検録に載せられたる田社33前の内、法道社、又御䆴木帳に宝答社と記されたる、外宮所攝の社の遺存なりと、古老の説なり。鎮祭始め年月は不詳。」とある。
 しかし、度会延賢が、当社を外宮摂社河原淵神社の現地であるという説を出して以来、これが通説となり、維新後、神宮による考證の上、明治11年12月、当社域内の今の地に河原淵神社が移造された。また当社の祭神は、古来、八幡神或は不詳とされてきたが、大正2年8月、其の河原淵神社の本地であることから、その祭神である澤姫神を以て、当社の祭神と決定するに至ったのである。
 合祀神については、年月不詳であるが、新開御薗の辺に鎮座した志賀井社他2社(八幡大神、気長足姫命、神名不詳1座)、明治維新後、船江町北桧尼鎮座の桧後社(神名不詳1座)、明治9年9月に同町字流江鎮座の箕曲氏社(天牟羅雲命)、同41年3月25日に、同町字天路248鎮座の無格社菅原社(菅原道眞公)、菅原社境内社の稲荷社(宇賀之魂)と秋葉社(火産靈神)の各社を合祀し、今日に至っている。
 なお、現在は、中央本殿、左に西殿、右に東殿があり、本殿に澤姫命、西殿に天牟羅雲命、東殿に菅公以下の諸神をお祀りしている。
鎮座地 三重県伊勢市船江1-10-140
電話番号
御祭神
祭祀
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