三重県神社庁 教化委員会について

 神社庁は伊勢の神宮を本宗(ほんそう)と仰ぐ、全国約80,000社の神社を包括する宗教団体である神社本庁の地方機関で、各都道府県に置かれています。
 三重県神社庁は24の支部に分かれ、県内817社の神社の伝統を重んじた祭祀(さいし)の振興、神社に関わる事務ならびに神社活動の振興を推し進める仕事をしています。
 

夏休み親子せんぐう教室

 去る平成二十四年七月二十九日 (日) に 「夏休み親子せんぐう教室」 が開催された。
 これは三重県神社庁青少年対策委員会の企画で、 青少年への教化活動の一環として 「子供達に式年遷宮を知ってもらいたい」 「お参りする事により神宮をもっと身近に感じてもらいたい」 といった目的のもと企画された。 参加者は小学生 (保護者同伴)か中学生とし、 せんぐう館の見学→忌火おこし体験→外宮参拝→神域内散策といった内容である。

sengu2 子供の募集人員三十名に対し参加者は三十九名、 保護者三十一名、 スタッフ十二名、 計八十二名の大人数となった。
 当日九時三十分スタッフ一同炎天下のせんぐう館前に集合、 森本巖教化部長により各種説明ののち 「子供達への熱中症対策は勿論の事、 スタッフの皆さんも各自気を付けて下さい」 との言葉を頂く。 その後参加者達も順次集合し、 十時三十分定刻通り教化部長と小堀邦夫せんぐう館館長の挨拶により開会。 参加者への日程説明の後、 二班に別れてせんぐう館を見学した。 館内では、 せんぐう館職員による式年遷宮の説明・遷宮シアターでのビデオ鑑賞・御装束神宝拝観・原寸大の御正殿の側面再現模型の見学など充実した内容であった。 とりわけ子供達にはその模型が印象的であったようで、 間近に見上げながら口々に 「でっかいなぁ!」 「ピカピカしてる!」 とかなり興奮したようであった。

sengu1 正午頃せんぐう館を後にし、 神宮育成会館まで徒歩で移動。 昼食の後、 館内にて忌火おこし体験。 参加者全員が交代で御火鑽具を使い、 忌火おこしに取りくんだ。 神宮職員がお手本を見せてくれた上、 介助に付いてくれるのだが、 中々上手く出来ず子供達は四苦八苦しながらも、 初めての忌火おこし体験に実に楽しそうだった。

 そして会館を後にし外宮へ。 途中手水舎で手水の作法や、 参拝の作法を説明してもらいながら外宮御正殿を参拝。 子供達が神妙な面持ちでお参りしていたのが印象的であった。 その後、 本来は境内散策の予定であったが、 当日は猛暑日であり、 子供達の体調を最優先とし、 せんぐう館前まで戻り、 宇治土公貞尚教化担当理事による参加者への御礼と挨拶の後、 解散した。
 猛暑の中での開催であったが一人の体調不良もなく無事に終了し、 スタッフ一同安堵した。
 今回は、 保護者の方も子供達に混じり熱心に見学・体験していただき、 幅広い世代に教化活動が出来たと思う。