神社からいただいたお神札をまつり、神の恩恵に感謝する

 神棚は、南向きか東向きにおまつりします。ただし、人の往来の多い場所や、階上がある場合、ちょうど神棚の上を人が行き来する場所はさけた方がいいでしょう。一般に、目線よりも高い位置、座敷や居間の鴨居などを利用して棚を作り、その中央に神殿を構えます。神殿の両側には、繁栄の象徴である榊(さかき)を活けます。お水は毎日取り替えましょう。そして、神聖な場所を示すために神殿の正面に注連縄(しめなわ)を張ります。
 神殿の前には祭器具を置き、神さまがお召し上がりになるお米・お塩・お水を毎日お供えします。お供えした後は、お下がりとして家族でいただきます。

 お神札の種類によって、納め方の順序は決まっています。横に並べておまつりするときは、中央に伊勢神宮のお神札である神宮大麻(じんぐうたいま)、向かって右側に氏神さまのお神札、そして左側に崇敬する神社のお神札を納めます。重ねておまつりするときは、一番手前に伊勢神宮のお神札、後ろに氏神さま、次に崇敬する神社のお神札を納めます。
 現在は、住宅事情も昔と異なり、なかなか理想の場所に神棚を設けることが難しいですが、できるだけ明るくて清らかな、環境のよいところを選んでおまつりすればよいでしょう。