定神社   – さだじんじゃ –

定神社正面

 定神社は、氏子数210戸で、この谷で一番美しい正殿であり、各里々の氏神神社を合祀した氏神として親しまれている。 位置は、旧宮川村の上流部にあり、現在の国道422号線沿い町営バス若山バス停から徒歩5分のところにある。社宝には、神楽釜1個 慶長13年(1608)大阪住人森田九右衛門寄進、他の一個は、享保20卯歳9月吉日、勢州射和住、西治右衛門尉定吉とある。そのほか神社から上流へ車で20分の大杉地区には、県天然記念物指定の大杉神社があり、ご神体である目通りの太さ9㍍20㌢あまり、高さも推定40㍍ぐらいの老杉樹

由 緒

 当社の創始については詳らかにしないが、当社の前身である荻原神社に社宝として伝存した鉄製神楽釜に「大坂住人森田九右衛門敬白、勢州定古清宮、慶長13年(1608)とみえ、江戸初期には定古清宮と称されていたことが分かる。一説にこの定古清宮を『延喜神名式』と度会郡58座に登載の荻原神社に比定すに見方もなされている(『神名帳考証』)。
 明治6年3月、大杉谷村の大杉、久豆、檜原、岩井四ヶ字に祀られていた産土社を各々八柱神社と改称し、それらを明治44年1月27日に境内社と共に荻原神社に合祀の上、佐田神社と単称。
 尚、明治39年12月には神饌幣帛料供進社の指定を受けている。
 昭和28年4月3日、宮川ダム築造に伴い、大字久豆鳥戸谷の地より字新屋敷に仮遷宮し、翌年6月7日若山谷に正遷宮の上、車名を定神社と改めた。
 当社には御神体として天照大御神を象った神像(一木造り)、鏡、剣、棟札、石像などがあり、それらは五曳の舟の中に収められている。その中には掛け仏も含まれており、かつて神仏習合の風を存したことが窺える。
鎮座地 三重県多気郡大台町久豆513番地
電話番号
御祭神 須佐之男命、田心姫命、湍津姫命、市杵島姫命、木花開耶姫命、天津彦根命、国津常立命、面足之尊、大苫辺尊、天穂日命、彦火火出見命、宇迦之御魂命、熊野櫞樟日命、大山祗命、活津彦根命、天津彦火瓊々杵命
祭祀 秋祭 10月第4日曜日
アクセス JR紀勢本線、三瀬谷駅下車 大台町町営バスで大杉方面行きに乗り40分、若山バス停下車、若山橋を渡り徒歩5分