穴師神社   – あなしじんじゃ –

CIMG4671

神紋:左三巴
境内:207坪
社殿:本殿、拝殿、社務所、手水舎
氏子:51戸、立田町、崇敬者250名。
明治41年12月3日に、意非多神社(大字朝田)・畠田神社(大字和屋)・御薗神社(大字佐久米)・八雲神社(大字大宮田)を、明治43年8月24日に山神社を合祀したが、昭和22年2月11日に、上記神社をすべて元の地に分祀した。

由 緒

 当社の創始については、『勢国見聞集』に「飯南郡穴師神社式内立田村に坐す。神名帳多気郡なり。祭神天多奈波大姫命。俗に杉社と称す。杉一株あり」とあって、『勢陽五鈴遺響』に「式内穴師神社、今俗同処ノ北田畔ノ間ニ杉社ト称スアリ。此ニ充ツ祭神穴織神。上七見ノ奈々美神社ヨリ十三丁」と記されている。また『朝見村沿革史』に「村社穴師神社ハ大字立田字里中ニ鎮座シ、素戔嗚尊ヲ祀ル。本社ハ延喜年間以前ノ創建ニシテ古来ノ鎮座地ハ三本杉トアリ、然ルニ何時カ之ヲ村内ニ遷社シ、里俗其処ヲ里中ト唱フルニ至レリ。大和国城上郡兵主神社及ビ同郡大兵主神社共ニ穴師村ニ鎮座、而シテ祭神ハ素戔嗚命ナリ。当社祭神モ固ヨリ素戔嗚命ナレバ其村名ヲ取リテ当社ノ社号トセシナルベシ。」とあり、福村正衡氏の『式内神社旧地発見上申書』には「穴師神社古址、多気郡佐奈村大字神坂字北山、金剛座寺所在地ニアリ(略)穴師神社トシテ今飯南郡朝見村大字立田里ニ配置セラレシハ中世所在ヲ失ヒシヨリ、学者達ノ考証ニ依テ祀祭スル所ナリ(略)佐奈村大字神坂字北山ノ山頂ニ天台宗魔尼山金剛座寺」ト号ス古刹アリ(略)該寺ハ此穴師神社ノ所在地二別当寺院ヲ建立シテ穴師寺又ハ穴師子寺トモ云ヒシナリ」と述べられている。
鎮座地 松阪市立田町550番地
電話番号
御祭神 建速須佐之男命、穴織(あなし)神、天忍穂耳命、大山祗命 
祭祀 例祭 2月11日
秋祭 12月15日
四藺神事(よいよい神事):毎年2月11日に旧朝見地区の和屋・立田・朝田の氏子の若者達が、長さ7mの青竹の先に幣をつけたオハケを「よいよい」と威勢のよい掛け声でリレー式に送り、五穀豊穣と厄祓いを願う。その起源は、祖先神崇敬と同族の自覚団結を意図したものと考えられる。一方、長田荘司忠致の故事も伝承されている。
アクセス 県道37号(松阪ー伊勢線)「立田」交差点より車で3分