豊浦神社   – とようらじんじゃ –

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 社叢は県の天然記念物に指定されており、暖地性植物が繁茂している。特にクスノキは巨木で樹齢千年といわれ、幹廻り8mにおよぶ。また日本固有のヤマトタチバナの群生地としては県内随一である。
 社殿横の杉林の中に、当地の中世古文書に見られる豊浦左衛門尉の先祖の住居と伝える行長宅跡がある。この伝承を裏付けるかのように、昭和62年、神社前の道路工事中に常滑焼の壺に入った古銭約5500枚が発見され、現在、紀伊長島郷土資料館に保管されている。

由 緒

 当社の創始は、祭神である仲哀天皇(足仲津彦命)が南海巡幸の際、当三浦にもしばらく御逗留されたことにより同天皇崩御後すぐに天皇を偲んで村民たちが祠を創建しお祀り申し上げたのがはじまりだとされている。また、大宝年間(701~3)に創建されたという別の社伝も存する。それから当社の鎮座する豊浦の地名については、仲哀天皇が行宮を置かれた周防豊浦にちなんで命名されたという地名説話も残っている。
 当社は往古より玉津浦、中野浦、豊浦の三ヶ浦の産土神であって、鎮座地も現在に至るまで変更されていない。明治時代に多数の周辺神社が当豊浦神社に合祀されている。
鎮座地 三重県北牟婁郡紀北町三浦1番地
電話番号
御祭神 足仲津彦命、譽田別命、大山祇命、建速須佐之男命、少名毘古那命、倉稲魂命、天兒屋根命、菅原道眞、事代主神
祭祀 5月3日
春祭 2月18日
秋祭 11月23日
アクセス 三重交通バス南紀特急新宮勝浦行「三浦海岸」下車、徒歩25分