櫛田神社(櫛田町) – くしだじんじゃ –


由緒欄に記載の通り、当社は伊勢の神宮に縁も深く、大若子命は外宮代々の禰宜であった度会氏の祖先神です。博多の総鎮守櫛田神社は当社の分社で、平成19年に創建1250年祭が執り行われました。当社では恒例祭典の他、毎年9月に倭姫命の櫛に因んで三重県美容業生活衛生同業組合主催の「櫛まつり」を、特殊神事として執り行っています。
由 緒
人皇第11代垂仁天皇の御代22年(紀元前8年)皇女倭姫命が 天照大神 を奉戴され、ご鎮座の地を探し求めて行幸された時、津あたりから伊勢志摩方面までを当地に在りし大若子命が道案内をされ、伊勢にご鎮座されるまで倭姫命の手となり足となって働かれました。同25年(紀元前5年)倭姫命は飯野高宮に居られましたが、ある時、田の中に櫛を落され、大若子命が拾ってさし上げました。倭姫命はその地を櫛田と名付けられ、櫛田の社を定められました。その後も大若子命は武人として数々の功績を残され、倭姫命は大若子命を櫛田神社のご祭神としてお祀りするようご命じになりました。大若子命は後に大幡主命と改名されております。 当社は皇大神宮所管で、宮七院・社十二の内巻頭第三位の格式を持ち、当時は櫛田大社と呼ばれておりました。時代が移り明治41年12月、時の政府の一村一社制の司令により、飯野高宮神山神社に統合されましたが、敬神の念厚き氏子の運動により、昭和8年2月3日現在の地に再建されました。特殊神事
櫛まつり
古伝承によれば垂仁天皇の25年丙辰の年の3月、斎宮で在られた倭姫命は飯野高宮に行幸されました。その折、当時は百張蘇我国千五百枝竹田国と呼ばれていた当地で御櫛を落とされ、それが当社の御祭神となっている。大若子命が御櫛を拾って差し上げました。倭姫命は、大若子命に当地を「櫛」にちなんで「櫛田」と名付ける事、又この所に「櫛田の社」を置く事を定めた。これが当神社の由緒となっている(倭姫命世記・二所皇太神遷幸要略)三重県美容業生活衛生同業組合(組合員1700名)は、前記の由来に基づき、美容業の魂とも言える「櫛に」感謝の意を捧げるべく、平成8年より毎年9月4日(くし)に近い月曜日に、組合員百数10人が当神社に古くなった櫛を持ち寄り、焼納して供養しているのである。 その儀、祭場の四隅に忌竹を立て、注連縄を引き廻らして、中央に火炉を設置しておき、本殿でのお祭の後、組合理事長と宮司が大きな櫛の模型を火炉で焼納する。続いて組合員の皆様方が持ち寄られた櫛を焼納してお祭りは終了する。 今年で15回目(平成23年)となるが、平成18年には神社横の広場に「櫛の碑」も建立された。
祭典日 9月4日に近い月曜日
| 神社 コード |
4217033 |
|---|---|
| 鎮座地 | 松阪市櫛田町 724 |
| 御祭神 | 大若子命(おおわぐこのみこと) 櫛玉命(くしたまのみこと) 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと) 天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと) 須佐之男命(すさのおのみこと) 熊野大神(くまののおおかみ) |
| 祭祀 | 例祭 4月1日 櫛まつり 9月4日頃 |
| アクセス | 近鉄櫛田駅より徒歩15分 |
