飛鳥神社(飛鳥町)   – あすかじんじゃ –

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 当社付近から弥生式土器などが出土しており、この境内は古代からの祭祀跡であったと思われます。
 当社の中にある、石丸形手水鉢は、文久2年(1862年)5月に伊勢山田村の松本勝左ヱ門によって寄付されました。その高さは3尺8寸、直径は1尺1寸です。社殿の中には鎌倉時代に作られた、大威徳明王像(直径15cm)、南北朝時代に作られた千手観音像(直径15cm)、11面観音像(直径30cm)の懸佛が祀られています。 社殿裏にある四本杉は、祓戸四柱の神木とされ、その太さは8m以上あり、社殿横のアスナロと並んで、熊野市、南牟婁郡を通じて随一です。この四本杉を見るために、多くの方が訪れています。熊野市指定文化財に指定されています。約千年経った四本杉の堂々と立つ姿を見上げると、怖いほどの迫力があります。

由 緒

 当社の創始については詳らかにしないが、寛文4年(1664)の古記(中野・倉谷文書)に当社に関する記載がみえ、少なくともそれ以前に遡ると考えられる。江戸期には飛鳥明神社と呼称。明治期の神社合祀令が布告される以前は、五郷(大井谷、寺谷)・飛鳥(神山、小阪、大又)両地区に5社の飛鳥神社があった。それらの関係はまずはじめに新宮の熊野阿須賀神社から寺谷に勧請され、次いでそこから神山、小阪、大又の順で分靈されていったという。
鎮座地 三重県熊野市飛鳥町小阪202
電話番号 0597-84-0773
御祭神 速玉男命、倉稲魂命、山神、稲荷神、地主神、玉置神、牛頭天王、弁財天神、吉田神、若宮神
祭祀 11月3日
アクセス 三重交通・奈良交通「飛鳥神社前」下車、30秒