小向神社 – おぶけじんじゃ –



由 緒
当社の創始については詳らかにし難い。小向地内ににシンタ、上ミタ、下ミタという地名がみえ 神鳳抄 神宮目録等にも記載されており古くより神領の神として祀られていたことが判る。このため、古くは御厨神明社と呼ばれている。又垂仁天皇の25年、皇大神宮が桑名郡野代宮から鈴鹿郡忍山へ遷るときの頓宮の跡と伝えられている。明治40年(1907)字小向鎮座の稲荷社と境内社宇気比神社 須賀社の二社を合祀し、小向(おぶけ)神社と称した。昭和4年(1929)三重県より神饌幣帛供進社の指定をうけた。同9年には小向の生んだ国学者橘守部が合祀された。同21年社格廃止。同年宗教法人として届け、同49年の集中豪雨により社殿の倒壊等大きな被害を被ったが再建し現在に至っている特殊神事
八王子祭(たいまつ) 8月13日
8月13日夕方行われる病魔払いの祭で、締め太鼓と大鉦を載せた祭車を子どもが引き、若者たちが太鼓と大鉦を打ちならし、地区を隈なく回って神社に練りこむ。ここから丘陸の頂上まで太鼓をかつぎ上げ、その先導に大たいまつが延々と続く。頂上のどんどに火をつけ、太鼓は降りる。祈祷、お祓いの後、若者たちが二組に分かれてたたき合いが始まる。火のついたわら束で勢いよくたたき合う勇荘な祭りである。頃合いをはかって、大きなどんどに火が放たれ、祭りは終わる。300年ほど前(享保年間)この地区に病魔が蔓延したため、祭神の八王子神(五男三女神)に祈ったのが始まりと伝えられる。地元では「たいまつ」と呼ばれ、文字通り火の力で、病魔と禍いを焼きつくし、合わせて秋に向けて豊かな実りを祈願する祭りである。太平洋戦争の折、一時中断したが、その後絶える事なく続けられ、現在保存会で運営されており、朝日町無形民俗文化財に指定されている。
| 神社 コード |
4203019 |
|---|---|
| 鎮座地 | 三重郡朝日町大字小向1573-3 |
| 御祭神 | 《主》大日孁貴尊《合》波迩夜須毘売神、五男三女神、建速須佐之男命、橘守部 |
| 祭祀 | 秋祭 10/10・11 八王子祭 8/13 |
| WEB サイト |
https://obukeshrine.com/ |
