杉谷神社   – すぎたにじんじゃ –

由 緒

清和天皇第二皇子貞基親王の子孫である大江氏が永延元年(987)創祀と社伝にある。大江氏は東大寺黒田荘を管理する役職にあり中世名張郷最大の豪族とされる。よって当宮は大江氏の氏神として尊崇されていたと考えられる。建保2年(1214)の「東大寺領諸庄田数所当等注進状」によれば、黒田庄内5社の神田のうち6割を杉谷神社が所有しており、大江氏の崇敬の篤さがうかがえる。天正伊賀の乱(1581)にて、社殿は焼失するが、慶長年間に再興する。後に近郷の氏神とし崇敬された。明治41年(1908)大字大屋戸鎮座村社八柱神社ほか11社をそれぞれ合祀した。旧郷社 名張郷惣社、名張天神宮とも呼ばれる。本殿は三重県指定有形文化財。

特殊神事

名張郷大祭

名張郷大祭は旧名張郷惣社の例祭であり「郷例大祭」ともよばれている。現在でも郷氏子の参拝がある。


熟柿祭

熟柿祭は天神講講員によって営まれる。特殊神饌は講員により奉製される。竹籠に神札、熟柿、丸餅、鰯を入れ梅の造花で飾り神前に供えられる。

神社
コード
4220004
鎮座地 名張市大屋戸 62
御祭神 《主》天之穂日命《配》大物主神、菅原道真公、五男三女神、建速須佐之男命、天児屋根命、櫛名田比女命、大山祇神、大日霊貴命、火之迦具土神、大綿津見神、天押雲命
祭祀 歳旦祭      1月
祈年祭      2月
大祓式      6月
神明講、三輪幸祭 7月
会式       8月
十五夜祭     9月
合祀祭宵宮祭   10月
合祀祭座祭    10月
新嘗祭      11月23日
名張郷大祭    11月25日
熟柿祭      12月8日
霜月祭      12月
大祓式      12月