佐々神社 – ささじんじゃ –

由 緒
佐々神社は延喜式内及び国史に記載されているので、他に類似社のない事が断定できる。創立の年代は不詳である。伊山故事考及び伊賀古代氏族考によれば往古近江国界篠嶽に鎮座していたのを文録年中に現在の地に遷すとある。古代より祭祀であったことは疑う余地はない。総国風土記によれば持統天皇3年己己8月封田29束を奉るとなっているのを見ても、朝野の崇敬が厚かったことを知ることができる。主神八重事代主命は、我国正史上著名の神で、如何にその御功績の偉大かは記紀2典に明らかである。故に、本社は古来一般の尊敬高く特に授乳の霊験顕著であり遠近より産婦で母乳少ない人の参拝者は伊賀、大和、山城、近江等より参拝されている。松尾某は当字の住人で文緑年間佐々神社を今の地に遷し奉仕したと言う。その昔、篠ケ嶽にあった頃より松尾某は信仰が厚かった。松尾某の妻は分娩し男児を出産したが乳が出なく困ったので7日間篠ケ嶽へ籠もり一心不乱の祈願をし乳が出たと言う。誠に神のお告げと崇め、敬いその御神徳を感じたとある。特殊神事
鰶祭
12月10日
当神社には特殊な行事、信仰がある。その一つは鰶祭である。毎年11月二ノ午ノ日(現12月10日)の祭である。当日鰶鮨を神前に供え、祭典終了後厳格な座礼式の直会が行われ、肴として鰶鮨が用いられる。
次にこの神社には古くから母乳授けの霊験があり、母乳のでない人や少ない人達が神の守護を信じ、伊賀一円、伊勢、大和、山城、近江より参拝あり、母乳授かると伝えられる。
| 神社 コード |
4209010 |
|---|---|
| 鎮座地 | 伊賀市音羽 618 |
| 御祭神 | 《主》八重事代主命《合》須佐之男命、倉稲魂命、大己貴命、金山彦命、大山祇命 |
| 祭祀 | 例祭 12月10日 |
