春日神社(川東)   – かすがじんじゃ –

由 緒

人皇四十八代称徳天皇の御代、神護景雲3年(769)に勧請されたと伝えられる。言い伝えによると、神護景雲元年常陸国鹿島より本社を勧請せり。その年の六月二一日に鹿島を出て伊勢の桑名を経て同二年鹿西五木に着く。ここで神殿森の杜を仮殿とする。同三年になって新殿が今の地にできたので九月一七日正遷宮を行う。但し祭神のうち天押雲命はこの時代から一八〇年を経た村上天皇、天暦四年(950)の勧請である。また天正九年(1581)兵火に宝庫二、並びに長屋座、斎宮座、富永座、御座、御供座(現台所座)、美濃座、永座、甘酒座等七所ノ籠所焼失す。しかるに当地は南都春日神社に属し若林御厨という重要な神領地だったので同社の社人及び興福寺の僧がきて織田氏の将滝川一益に請うたので神殿拝殿は無事であった。その後氏子崇敬者の信仰は一層あつくなり藤堂藩主は毎年例祭には馬を貸し幣帛料を献じたと伝えられる。明治四〇年同四一年には登牟神社など二八社を合祀した。

特殊神事

獅子舞 1月2日

由来・・・長徳年間(995~999)伊賀、近江の国に疫病大流行の時に御水屋にて近藤山城守が疫病退治の祈祷をなし神楽を奉納した。これより氏子の外42ヶ村を戸別に御神符を配布し獅子神楽を奉奏した。現在毎年氏子青年会獅子神楽部に於て1月2日舞始祭を執行し各祭事に奉奏している。

内容・・・獅子頭雄、牝2頭を以って四方舞、八方、天狗舞、荒舞の4舞を頭4人、太鼓2人、笛2人、天狗2人、ちゃんちき2人の12名を以って舞っている。市無形文化財指定。


宗旨祭 1月7日

由来・・・主神武甕槌命三笠山に宮居を定められる途中当地へ立寄りご駐泊されしにより、その間各部間に於て奉仕したのが七座の宗旨座であった。氏子内には長座、斎宮、永座、富永、御供、美濃、台所が現在して毎年1月7日に各座に於て座を開いている。

角座・・・春秋二囲の祭礼に奉納
特に秋の祭礼には願解角力と名し、願を掛けた人の御礼の意味で12くさりの角力を奉納。現在は氏子内中学生にて奉仕している。

文化財・・・三重県指定有形文化財 拝殿単曽入母屋造割拝殿
       三重県指定有形文化財 絵馬十三面
       市指定文化財       天正年間の古文書 社叢

神社
コード
4209013
鎮座地 伊賀市川東 613
電話番号 0595-45-4398
御祭神 《主》武甕槌命、経津主命、天児屋根命、大日孁貴命、天押雲命《合》健速須佐之男命
祭祀 例祭 4月16日