穴石神社   – あないしじんじゃ –

由 緒

本社は延喜式(928)内社にして神名帳に、穴石神社とある。その創立は不祥であるが「清和実録」に「真観元年(858)巳卯正月27日庚申京畿七道諸神進階及、新叙奉授伊賀無位穴石神従五位下」とあるので、それ以前であることは明らかである。又図書に「石川村天津社是か其社地甚旧く社頭の結構尤古稚にして、古来の式社と云うべし、旦名張郡国津社を以って国(伊賀国)の南辺を鎮し、本郡天津社(本社)を以って国の北辺を鎮し、国の中央敢国津社を以って中極を鎮し、一の宮と称す」とある。按ずるに、一名天津社とも称されていたと思われる。古来本社の所在については古書に各説があるが、藤堂元甫「三国地誌著者」の石川村天津社の説が正しいとして認められている。天正9年(西暦1581)伊賀の乱により、社殿、古書等は悉く焼失した。明治39年9月より大正2年4月の間において、字内及境内に奉斎されていた各社を合祀して、穴石神社と単称することになった。

特殊神事

勧縄釣祭

 1月第2日曜日。氏子青年が各戸より奉納された縄を太さ15cm、長さ約50mの大注連縄に縫い上げ、地区の巽の方角に流れる川の上に張り、福の流出、禍の侵入防止を祈願する。

 また、左記の目的、由来もある。
 一、若者達の体位向上のために、耐寒訓練を行う。
 二、若者達が共同して和合して縫いあげること=家の代継を教える。
 三、健康な体で丈夫な子宝を授けてもらう。
 四、五穀豊穣を祈願する。

神社
コード
4209003
鎮座地 伊賀市石川 2291
電話番号 0595-44-1299
御祭神 《主》木花佐久夜比売命、天長白羽命、仁徳天皇《合》天津児屋根命、天香香脊男命、市杵島比売命、宇迦能御魂命、火産霊神、弥都波能売神、大山祇命、武甕槌命、経津主命、健速須佐之男命
祭祀 例大祭(春祭) 4月16日
祇園祭   7月第3日曜日
新嘗祭   11月第4日曜日
祈年祭   2月第1日曜日