八代神社 – やつしろじんじゃ –

本殿は神明造りで、伊勢神宮と同じように20年毎に遷宮をしている。
数多い神宝は「伊勢神島祭祀遺物」として昭和58年6月6日に重要有形文化財・考古資料に、また昭和38年には「鉄獅噛文金銅象嵌鍬形」が重要有形文化財・工芸品に国指定されている。由緒ある神社主祭神は「綿津見命」で海を司る神、又子授けの神とされる産土神もおられます。
由 緒
明治40年11月25日、境内社山神社、同神明社・同津島神社・同秋葉神社・同春日神社・同三社合殿龍山白山富士山神社・同浜宮神社・同住吉神社・同弁財天社・同風宮神社・同金比羅神社・同鎮守神社・字井戸の上無格社八幡神社を合祀の上、八代神社と単称するの許可を受け、同年12月1日合祀する。明治6年3月村社となり、同39年12月神饌幣帛料供進社となる。
特殊神事
ゲーター祭
1月1日(令和4年現在休止中)大晦日の夜7時ごろ、祭りを取り仕切る頭屋の家で、祭りのシンボルである「アワ」作りが始まる。島に育つ「グミ」の木の枝を切り集めて、何十本も束ね、太さ約20㎝くらいにして、白紙と麻で巻いて直径約二メートルほどの白い輪を作る。白装束に日の丸と神社名を染めた鉢巻姿の男たちが作業を進める広間は、しめ縄を張り巡らして、女人禁制となる。この作業と並行して、祭りに欠かせない長さ20㎝ぐらいの六角形の堅木に十二角面合わせて365の横線を刻んだ神木「サバ」も作られる。力の入った作業を3時間余り費やして完成した「アワ」は恭しく床の間に飾られて出番を待つ。年が明けて午前3時ころ、「ベーロンノー、ベーロンノー」と祭りに誘う声が島に響く。この「ベロレン」に会うと、病気や災いがふりかかると言って島の人たちは決して外に出ない午前5時半ごろになると、素袍烏帽子姿の年寄が付き添って「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声とともに頭屋の家から男たちによって「アワ」が担ぎ出されて、海の神を祀る八代神社でお祓いを受けたあと、一気に前の浜へ担ぎ込まれる。浜では先端に白紙で作った幣のついた5mほどの雌竹を手に、島中の男たちがその到着を待ちうけ、「アワ」が現れるやいなや、駆け寄ってその竹で「アワ」を突き上げる。このとき「アワ」が高く上がれば上がるほど、大漁になると言われている。この行事の意味するところは、「天に日輪二つなく、国に二王あるときは災いが起こると、アワを偽の太陽に見立て、真の太陽が昇る前に偽物を退治する」とか「アワは海の女神の象徴で、それを雌竹で突く行為が大漁をもたらす」などの説が言われているが、その起源は謎に包まれたままである。竹のぶつかり合う激しい音の中で、もみ合うこと四、五十分。やがて「アワ」は地上に落とされ、男たちの手で八代神社に運ばれ、本殿前に飾られる。「アワ」が去った後、男たちが神木の「サバ」を奪い合って再び競り合う。「サバ」を手にした者は、その年に大漁に恵まれるといわれている。
| 神社 コード |
4221010 |
|---|---|
| 鎮座地 | 鳥羽市神島町 1 |
| 電話番号 | 0599-38-2334 |
| 御祭神 | 綿津見命 大山祗命 天照皇太神 素盞鳴命 秋葉神社(不詳一座) 春日大社(不詳一座) 浜宮神社(不詳一座) 三社合殿(龍山白山富士山神社《不詳三座》)住吉神社(不詳一座) 弁財天社(不詳一座) 風宮神社(不詳一座) 金比羅神社(不詳一座) 鎮守神社(不詳一座) 宇井戸ノ上八幡神社(誉田別命不詳) |
| 祭祀 | 例祭 1月11日 獅子舞祭 1月4日 |
| アクセス | 神島は伊勢湾の入口にあり、海上交通の日本三大難所の一つといわれる神島渡合を有する三重県の最も東に位置する所にあります。 鳥羽(佐田浜)港から市営定期船で「神島行き」に乗り、所要時間40分で到着します。又、愛知県渥美半島伊良湖岬からも連絡船が出航しています。到着後徒歩15分~20分ぐらい。(山の中腹にあります) |
