土宮神社   – つちのみやじんじゃ –

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 小浜半島に人々がいつ頃から住み着いたか詳しくは知ることはできませんが、遺跡調査等から推測し、概略がつかめるようになりました。それによると、縄文中期の始め(約5.000年程前)であろうと考えられています。そして、大和から伊勢、伊勢から鳥羽・小浜港。小浜港から海路伊良湖、また尾張へと、これが昔の海路の東海主要道路であったと思われます。その海路を行き交う船舶等の泊まり場として、森下(旧鯛池ホテル下)が賑あったといわれています。そして、船旅にでる船頭の守り神として、海上安全と精神文化の支えとなってまいりました。主産業であった漁業の繁栄。海上安全、住民の無病息災と平和でゆたかな生活の営み等を祈願し、そのよりどころとして、伝統文化を継承し、よりよき生活習慣を構築し、小浜郷土の日常生活の支えとして、大きな力を与えてくれました。そのことが今日の発展への糧となってつなげられてきたものと確信いたします。

由 緒

 当土宮神社は、明治40年9月27日に許可を得て境内八大王子・蛭子社、山神社・鍬宮社・龍宮社・天神社・稲荷社・琴平社・八幡社・弁天社を同年12月4日合祀の上、土宮神社と単称する。そして毎年12月4日を例大祭として斎行し現在にいたる。土宮神社は、「明細帳」に「凡そ八百有余年の建立也。その他不祥とある。古伝によると、「この社は、元粟海子神(あわみこのかみ内宮の摂社)を祭りたるものと、風波のため境内を壊す憂いがあり伊浦の海岸移せしも、このところもまた風波の被害を受け、正徳2年(1712年)今の伊勢市二見町松下カイケツに遷し奉り、村人その跡に、大土御祖神を斎き奉りしものなり」と記載されている。
鎮座地 三重県鳥羽市小浜町33番地
電話番号 0599-26-2276
御祭神 大土御祖神(おおつちみやおやのかみ)
祭祀 例大祭12月4日、  初寄祭 1月2日、
アクセス 近鉄、JR鳥羽駅より、市内鳥羽~安楽島線、バス5分「終点小浜」停留所より、徒歩5分。