白山比咩神社(山田野) – しらやまひめじんじゃ –


由 緒
往昔、家城村の住人家城与左衛門の息子で円乗坊という高僧あり珍徳上人という。上人、諸国の神社を参拝し、加賀の国一の宮、白山権現に詣で大麻を受けて故郷の老母の顔を見んとて帰国、家城の近く雲出川瀬戸ケ淵の岸で路傍の石に笈をおろし暫し疲れをいやしていた時、笈の中から七羽の白鳥が飛び立ち、小倭郷、竹原、飯福田、山田野、八対野、川口、家城の七ケ所に羽を休めたという。後、この七ケ所に珍徳上人が祠を建て、白山比咩神社加賀白山の御分霊として奉斎したのが始まりと伝えられている。 本殿の創建年については、詳らかでないが、奉納弓矢の添書に「天照大神 寛文拾三年」「白山権現 御神前如例代奉納弓矢 癸丑三月吉日」「春日大明神 戸田源太夫景吉」と記していることから、寛文13年(1673)よりも以前の建立であることが知られる。その後、九回に亙って修理遷宮を行っている。特に今回の平成大改修の半解体作業を通じて明らかになったことは、文化8年(1811)及び昭和13年(1938)に、大改修が行われたことが判った。そのためか、全体的に保存の状態が良い。また、その構造は南出白山の本殿を小規模にしたようなもので、彫刻の手法も優れており、後補の跡もなく、17世紀中頃(江戸時代初期)の神社建築を代表する建物として価値が高い。 身舎の寸法は、正面199cm、側面179cm、向拝の出174cm、向拝、身舎ともに彫刻が施してあり、向拝の蟇股は雲竜、身舎の正面には向かい合った鷺二羽、向かって右側は梅に竹、左側は布袋と唐子、支給には、正面が鴛鴦、右が亀、左に鯉、手挟には、右の外が竹に虎、右の内が琵琶を弾ずる天人、左の外が麒麟と雲、左の内に花を捧げる天人となっている。| 神社 コード |
4205035 |
|---|---|
| 鎮座地 | 津市白山町山田野 1814 |
| 御祭神 | 《主》菊理比咩命、《合》大日孁之命、須佐之男命、天照皇大神、天児屋根命、大物主命、少彦名命、大山津見命、大己貴命、埴安姫命 |
| 祭祀 | 歳旦祭 1月1日 春の例大祭 3月第1日曜 宮籠り 10月第1日曜 七五三祭 11月 秋の例大祭(新嘗祭)12月第2日曜 大祓(大晦日祭)12月31日 月次祭 毎月1日、15日 |
