白山比咩神社(南出)   – しらやまひめじんじゃ –

由 緒

勢陽雑記及び成願寺文書によれば、天文22年正月14日若宮八幡宮の社僧 円珍上人の佛弟子である円乗坊が、夢に白山大権現が現れて、加州の社殿は近く焼失の禍があるから、天照大神の鎮座まします伊勢の地に移りたいとの信託を受け、同年3月上旬 加賀白山に参籠して祈願を込めていたところ、満七日の夜、神のお告げがあり、未明に至って見れば、円乗坊の笈の御幣が七本あったので、円乗坊は喜び勇み之を奉じて帰国、途中家城の瀬戸ケ淵で暫く休憩すべく笈を岩上に置いたところ、其の笈が俄かに揺れ動いて笈の中から7羽の白鳥が出て飛び去った。そこで飛んで行った所に夫々神社を創建したと云うのである。それは小倭、竹原、飯福田、山田野、八対野、川口、家城の七ヶ所で、円乗坊は家城村の家木与左衛門の男、鎭徳上人の事である。右七ヶ村の白山比咩神社は之を七白山と称し地方の崇敬は何れも篤かったが、殊にこの小倭の白山は惣社白山と称し、また七郷の宮とも称し、氏子は南出、中の村、佐田、上の村、垣内(旧倭村)、稲垣、古市(旧八ツ山村)、谷杣(旧榊原村)、岡、二本木、三ヶ野(旧大三村)の十一大字に及んでいて、境内林は凡そ九百坪である。白鷺伝説を基にした”七白山めぐり”(津市教育委員会後援)の一社である。
神社
コード
4205033
鎮座地 津市白山町南出 851
御祭神 《主》菊理比売命、大日孁貴命、火産売命、大物主命、須佐之男命《合》猿田彦命、宇迦之御魂命、大山祇命、国常立命
祭祀 春祭 4月第3日曜
秋祭 10月第1日曜