八ッ山神社   – やっやまじんじゃ –

由 緒

若宮八幡宮の社僧に家城出身の円乗坊珍徳と言う上人がみえた。珍徳上人は天文22年(1553)正月24日の夜の夢に、加賀の国・白山大権現が現れ、「加賀の社殿は近く焼失の災いがあるに因って、天照大神のいます伊勢の地に移りたい」と言う神託を受けられ、白山に参篭して祈念を込めていた処、満七日の夜、神のお告げは、朝に至って見れば笈に七本の御幣が立っていた。上人はこれを奉じて帰国の途に就き、途中、家城の老婆を尋ねるべく瀬戸の瀬戸ケ淵まで来て、暫らく休む為に笈を岩の上に置いた処、笈は俄かに揺れ動いて、中から七羽の白鷺が出て飛び去った。白鷺は神の使者であり、珍徳上人はこの白鷺の舞い降りた所に、各々白山神社を創建されたのである。それが小倭・川ロ・八対野・山田野・家城・竹原・飯福田の七白山で、加質の白山のご分霊として奉斎したのが始まりと伝えている。 囚みにこの神社は加賀白山本宮より、珍徳上人によって勧請された七白山の一社であるが、棟札の文字によると寛永14年(1637)に造営があり、併記されている南北朝時代の建徳2年(1371)に八対野白山の在った事が伺わせる記録が残され、天文22年は再勧請であろうと言われている。 明治44年に至り、一村一社の推進から、境内社の他、各地の神社を合祀し、八ツ山神社と単称して現在に至っている。
神社
コード
4205034
鎮座地 津市白山町八対野 2470
御祭神 《主》菊理比咩命、《合》大日孁貴命(天照大神)誉田別命(応神天皇)、大山津見神、速玉之男神、佐依姫命、火加具土神、天児屋根命、火産霊神、須佐之男命、天忍穂耳命(宇気比神)、倉稲魂神、大物主神(大己貴命)
祭祀 歳旦祭  1月1日
山の神  1月7日
祈年祭  3月23日
夏越大祓 6月30日
例祭   10月23日
新嘗祭  11月23日
大祓   12月31日
月次祭  毎月1日、15日