布自神社 – ふじじんじゃ –



由 緒
延喜式内社。『式社案内記』に「富士宮は耳利神社より凡二〇丁」とあり、『式社順参図説』、『古谷草紙』、『徴古録』、『勢陽俚諺』等何れも式内社布自神社を山村にありとする。教部省編、『特選神名牒』によれば「今按ずるに神名帳傍注に在保々村平とはれたが、以後諸設はこれに同せず、五鈴遺饗響も此説に随って、山村より北二〇余丁山村にありて、方俗これを富士権現と称する式社で、朝明、員弁、桑名三郡の境地点にあり、最高地で同地を富士山と称し、明治年間まで、富田天ケ須賀地方漁民は帰途同森は唯一の目標となり、地方漁夫は古松樹を大切にし、落雷に備え常に松木多数を補植寄進するを例とし、漁民の崇敬又驚くほど多数参拝し、又多くの額を奉納した。『神鳳鈔』に「山村御園三石」とある。境内近くは元「お立て山」として、藩の禁漁区域とせられ、多数藩士の鹿、兎御猟行事が盛大に施行された記録が伝えられる。また『特選神名牒』その他に云う社紋上り藤については、その昔北伊勢四八家の旧家伊藤某がその家紋「上り藤」を布自(藤)にふさわしいものとして献納し、以後伊藤家は藤紋を使用しなかった伝えられる。| 神社 コード |
4215068 |
|---|---|
| 鎮座地 | 四日市市山村町892 |
| 御祭神 | 《主》木花之開耶姫命、《合》市杵島姫命、倉稲魂命、大山祇神、《配》天照大御神 |
| 祭祀 | 秋祭 10月第1日曜日 |
