海山道神社 – みやまどじんじゃ –


由 緒
往古からの郷土鎮守としてのお社。創立年代は不詳であるが伝記によると清和天皇貞観一八年(八七六)の創立とある。また、現存する棟札には正親町天皇(皇紀二二四五)天正一三年(一五八五)御宮退転に付き建立とあり、文禄年間の古地図には、附近には民家が無くただ社殿のみがあったと記されている。古来当社は、一般に浜の宮と称し、海岸の浜洲にあり、潮が干いた時は島の岡となったと想像される。天正年間の再造の折の棟札、慶安元年以前の棟札には単に「浜宮」と見え、万治三年の棟札には「濱の宮神明」とあって、維新後「洲崎濱宮神明社」と称される。また海山道の名称はもと御大和(ミヤマト)と書し、往時の地形は現在と大いに異っていた。濱宮鎮座地は海中の洲崎に位置し塩浜の製塩地に続いて砂洲をなし松樹連なって鬱蒼としていた。これが社名地名の由来であるが、平成18年より洲崎濱宮神明神社より海山道神社と改称する。また、境内社の海山道開運稲荷神社は五柱を祀る。平安朝初期の勧請と称せられているが、後荒墟となる。そして天正一三年社殿造営の次第には、次のように述べられている。「水谷光勝の信仰厚く、神社の哀頽を嘆じ神明社を造営す。勢州稲荷の総社と崇められる。現今の社殿は嘉永三年(一八五〇)の造営なり」と。特殊神事:2月の節分の日の節分祭「狐のお嫁入り道中」神事特殊神事
狐の嫁入り道中
「狐の嫁入り道中」は、二月節分の当日、神使福徳様の嫁狐福子さんが、神使総本家の助四郎の嗣狐助太郎君のところへお嫁入りする神事。社宝として古くから伝わる狐の面をかむり、長い尾をつける。
新郎は裃、新婦は振袖姿で、仲人から親族に至るまで、みな狐の姿で紋付に正装する。
赤鬼・青鬼が先導し、箪笥、長持ち、千両箱などの諸道具がかつがれ、伶人の笙、簟篥、笛、太鼓の道楽の音につられて、神職も列なり、特設舞台の結婚式場へと境内を練り歩く。式場に到着すると、神職のお祓いの式に初まり、仲人狐の「コンコンコーン」という鳴き声を合図に結婚式が始まる。三三九度、誓いのお盃の儀が進められ、芽出度く新郎新婦が握手して式が修まる。
花嫁さんのお土産として千両箱が開けられ、沢山の祝儀袋が投げられる。この祝儀袋の中には、福当り券、福餅と万両お守りが入っている。万両お守りは由緒深いものとして奪い合いが始まる。次いで両家親族が仲良く福豆まきをして、賑やかに節分祭特別行事が修まる。
| 神社 コード |
4215006 |
|---|---|
| 鎮座地 | 四日市市海山道町1-62 |
| 電話番号 | 059-345-5419 FAX059-345-5443 |
| 御祭神 | 《主》面足命,天照大御神,惶根神,《合》仁徳天皇,建速須佐之男命,宇迦之御魂神,大山祇命,火之迦具土神,菅原道真,火産霊神,保食神,《配》倭姫命 |
| 祭祀 | 例祭10月4日 (境内社稲荷大祭4月9日、節分祭2月節分の日) |
| WEB サイト |
http://www.miyamado-jinja.com/ |
