八重垣神社(十宮町)   – やえがきじんじゃ –

由 緒

当社の創祀並に由緒については 詳かにし難い。しかし、鎮座地の十宮町一帯は鈴鹿川沿岸にあり、中世文書に富官とあり、古くより開けた地域である。一説には古代豪族大鹿氏の拠点に近く穀倉地帯をなし国府にも近く地理的にも便利なため、伊勢十ノ宮ではないかとも言われている。(『河曲村春秋』)史料に乏しく、これ以外 は全く不明である。明治40年(1907)、無格社日吉古社以下九社を合祀したが、同44年には河田町の川神社に合祀されたが、昭和26年(1951)、氏子崇敬者の総意により川神社より現鎮座地へ分祀され、現在に至っている。10月例祭に、湯立神事が行われる

特殊神事

湯の花神事

 神社総代、町総代、厄年のものが中心となり、秋の例祭と祈年祭において執り行う。早朝より、それらの担当になったものは神社の拝殿近くに大釜を設置し、四方を竹で囲み注連縄をはり湯を沸かす。(以前は鈴鹿川で早朝より禊をし、鈴鹿川の湧き水を汲んで神事の水としていた。)祭主が大釜の前で大祓を奏上し終わると、担当のものが釜に笹を入れ湯に浸してそれを参拝者に振り掛ける。祭主は大釜内の水の沸き立つ様子を見て、次年の農作物の吉凶を占うのである。祭主は桶に水を汲み取り、それを神前に供え神事は終了する。

 又、昭和初期まで行われた宮相撲の絵馬がある。

神社
コード
4219052
鎮座地 鈴鹿市十宮町619
御祭神 《主》建速須佐之男命、《配》天照大御神、伊弉冉尊、品陀和気命、大山咋神、伊都之尾羽張神、保食神、菅原道真、国狭槌尊
祭祀 例祭  10月
祈年祭 2月