川神社   – かわじんじゃ –

由 緒

当社の創祀については、神社明細帳に「當社ハ延喜式内ニシテ文禄年中當時ノ神官松尾房信家類焼ノ厄二羅り、記録 等焼失ノ為不詳」とある。現存する慶長9年(1604)の練札には「奉再造河田八王子宮」とあり中世・近世には八王子宮と称していた。『神戸藩明細帳』は「河田村川神社」と記している。当社の鎮座する河田町は『神鳳鈔』に記す河田神田、「外宮神領目録」の河田納所とする説もあり、当社棟札からも中世にはすでに祀られていたことが知れる。明治13年境内社3社を合祀。同44年(1991)野辺、木田、竹野、野村、山辺、十宮の6村12社を合祀し、現在に至っている。宝物等 神鏡 1面 棟札 1枚(慶長9年〈1604〉銘)狛犬 1対 燈籠7基(3対1基)。10月の例祭 湯立神事(湯の花)がある。

特殊神事

湯の花神事

 神社総代、町総代、厄年のものが中心となり秋の例祭において執り行う。早朝よりそれらの担当になったものは神社の拝殿近くに大釜を設置し、四方を竹で囲み注連縄を張り湯を沸かす。(以前は鈴鹿川で早朝より禊をし、鈴鹿川の湧き水を汲んで神事の水としていた。)祭主が大釜の前で大祓を奏上し終わると、担当のものが釜に笹を入れ、湯に浸してそれを参拝者に振り掛ける。大釜で水が湧き立つ様子を見て、翌年の農作物の吉凶を占うのである。祭主は桶に水を汲み取り、それを神前に供え神事は終了する。

神社
コード
4219010
鎮座地 鈴鹿市河田町482
御祭神 《主》高龗神、《配》大穴牟遅神、天尾羽根神、保食神、迦具土神、豊宇気毘売神、品陀和気命、大雀命、宇迦之御魂神、大山津見神
祭祀 秋祭  10月
祈年祭 2月