八幡神社(藤原町山口)   – はちまんじんじゃ –

由 緒

勧請年月不詳。『文政7年(1824)村明細帳』に、「神祠氏神八幡宮のほか射軍神社、山神社」とある。『伊勢輯雑記』に、「八幡宮 社頭東向、鳥居在、例祭8月17日、鳥居再建文政元年(1818)8月也」とある。『続員弁雑誌』では、「山神 字森前に南向にあり小祠也。山神 字上垣内、東向にあり小祠也。火産霊神 字上垣内に東向にあり小祠也。」とある。「員弁郡郷土資料」には、「山口神社 大字山口宇井頷垣内に鎮座せらる、祭神は品陀和気命にして村社なり」とある。古老の口碑では、当社は鎌倉時代に石清水八幡宮より分霊を勧請したという。

特殊神事

山口太鼓

 山口地区では、八幡神社の例祭に子供達が全身で打ち鳴らす山口太鼓が、誠に勇壮そのものである。この山口太鼓の歴史を辿ってみると、昭和56年夏小学校の親子による地区行事に虫送りが計画され、その松明行列に叩く「太鼓」の練習をしたのが始まりである。

 その翌年から藤田権一氏の手で作曲された「太鼓譜」を譜面として同氏の指導による本格的な練習を重ね、10月の八幡神社の祭礼に子供達の「太鼓大会」が初めて行われた。

 その後、「太鼓大会」は、祭りの行事としてずっと続けられている。その間、太鼓の叩き手も中学生から高校生・大人にと輪も大きくなって「山口の太鼓」として親しまれるようになり、平成2年にはこの太鼓の伝承と発展を願う有志が集まり「保存会」が創られた。

 そして太鼓の名称も、その昔、山口の住人が初めて住みついた「龍華」の地名を入れ、「山口龍華太鼓」として新しい一歩を踏み出した。

 現在、演奏に良く使われる曲には、豊年太鼓、玉垣城合戦太鼓、龍華ばやし、秋葉太鼓、山響き、等がある。

神社
コード
4202053
鎮座地 いなべ市藤原町山口192
御祭神 《主》品陀和気命《合》衝立船戸神、火産霊神、罔象女神、淤縢山津見神、軻遇突智神
祭祀 元旦祭
ドンド祭
代参奉告祭
建国祭
春祭
大祓祭 6月12月
例大祭
秋祭