鎭國守國神社   – ちんこくしゅこくじんじゃ –

由 緒

桑名藩祖松平定綱公を松平定信公が奥州白河城内に天明4年(1784)10月28日奉祀したことを創祀する。大明神号は寛政9年(1797)1月24日宣下。文政6年(1823)定永公桑名に復封に伴い遷祀したのが鎭國神社である。守國神社は桑名藩第九世城主松平定信公を松平定永公が天保4年(1823)11月6日に桑名城内鎭國神社境内に奉祀したに始まる。天保5年(1834)4月25日大明神号宣下。明治40年7月17日境内神社の旭八幡神社(旭八幡大明神)日吉社(山末之大主神)菅原社(天満天神)を合祀した。太平洋戦争後同殿奉祀に付鎭國・守國神社と称し現在に至る。

特殊神事

金魚祭 5月2日・3日

 鎭國守國神社は、鎭國神社と守國神社を合わせた総称をいう。

 鎭國神社とは、奥州白河で寛政9年1797)に藩祖松平定綱の御霊を定信(楽翁公)が初めて神社として祀り、鎭國大明神と号した。また文政6年の国替で白河より桑名へ移り、文政12年定信が江戸で死去後、守國大明神として合祀されて今日に至る。

 近年まで金魚祭は、桑名藩主松平定信の命日である5月13日に斎行された。

 現在、金魚祭は毎年5月2日・3日の例祭に斎行される。境内には近郷の金魚屋が自慢の金魚を持ちより、境内いっぱいに金魚の露店をはじめ多くの店が立ち並び、多くの参詣者で賑わい、両日とも氏子各町からいろいろな形の金魚の神輿をかついで町内を練り歩く。2日(試楽)は各町練り、3日(本楽)は正午から神社へ順番に約20数基の御神輿が練り込み参拝を行う。

 なぜ桑名で「金魚まつり」かとよく聞かれます。代表的な金魚の産地としては愛知県海部郡弥富町が知られていますが、江戸時代においては、大和郡山(現在の奈良県大和郡山市)が金魚の産地として有名でありました。その大和郡山から江戸へ金魚を運ぶ途中桑名の殿様へも献上されたようです。

 明治の時代に入り鎭國さんの例大祭に境内で金魚の市が開かれるようになり初夏の風物詩としても知られるようになりました。‘‘鎭國さんのお祭りには金魚の市がたつぞ‘‘ということでいつのまにか「金魚まつり」と呼ばれるようになったのです。

 戦中、戦後の厳しい生活の中から立ち直った頃、御神輿等も担がれるようになり金魚の形をした御神輿現れるようになりました。現在では金魚のお店より金魚の御神輿が出ることで「金魚まつり」と称されているのが一般的です。

神社
コード
4201050
鎮座地 桑名市吉之丸 9
電話番号 0594-22-2238
御祭神 《主》鎮國大明神、守國大明神、《配》品陀和氣命、大山咋命、天満天神、八天宮
祭祀 金魚祭り 5月2日、3日
例祭   5月13日
     (茶道松尾流献茶式あり)
由緒祭  12月25日    
WEB
サイト
https://www.chinkokushukoku.com